いつまでも・・・

「はぁ?悪り~けど
オレにも選ぶ権利あるだろ!」



「カイト!
ムカつくんだけど!」



ミヅキはオレを見て



「タクミ、私と付き合ってよ」



「ミヅキ、無理だって
好きな女いるって言ったろ!

ナナミは男、できたか?」


「できないよ・・・

いっときは、いらない
まだ、一人でいいかな~って・・・」



ナナミには
早く男を作ってほしかった。

忘れてほしかった。


オレのせいだな

ゴメンな、ナナミ・・・



「皆~飲むぞ!!」



三人はハイペースで飲み続け

ミヅキがオレに抱きついてくる



「おい!ミヅキ?
大丈夫か、ミヅキ??」



「気持ち悪い・・・」



「飲みすぎなんだよ!
オレ、コンビ二で
ミネラルウォーター

買ってくるから横になってろ」



「タクミ、私も行く」



「ナナミ、いいよ
オレ行ってくるから!」



ナナミは立ち上がり
フラついていた。



< 61 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop