いつまでも・・・
「はぁ?悪り~けど
オレにも選ぶ権利あるだろ!」
「カイト!
ムカつくんだけど!」
ミヅキはオレを見て
「タクミ、私と付き合ってよ」
「ミヅキ、無理だって
好きな女いるって言ったろ!
ナナミは男、できたか?」
「できないよ・・・
いっときは、いらない
まだ、一人でいいかな~って・・・」
ナナミには
早く男を作ってほしかった。
忘れてほしかった。
オレのせいだな
ゴメンな、ナナミ・・・
「皆~飲むぞ!!」
三人はハイペースで飲み続け
ミヅキがオレに抱きついてくる
「おい!ミヅキ?
大丈夫か、ミヅキ??」
「気持ち悪い・・・」
「飲みすぎなんだよ!
オレ、コンビ二で
ミネラルウォーター
買ってくるから横になってろ」
「タクミ、私も行く」
「ナナミ、いいよ
オレ行ってくるから!」
ナナミは立ち上がり
フラついていた。