いつまでも・・・

「ナナミ飲みすぎなんだよ
酔ってんだろ」



「酔ってないよ
タクミ、お願い
タクミからキスして・・・」



ナナミ・・・

ナナミを見ていたら
オレのせいで可哀相で


思わずキスをしていた。



「タクミ先輩!!」



タイキじゃね~か!

タイキの後には


ユキの姿が・・・



「タクミ先輩
ここ駐車場ですよ!

出入り激しいんですから
続きは家でして下さい」



ユキに見られたよな?



ユキとすれ違ったとき
見てしまった



ユキの涙を・・・




その涙には
意味があるのか?


その涙には
想いがあるのか?




オレは、ナナミを連れて
カイトの家に。



カイトとミヅキは寝ている



「・・・ゴメンね
タクミ、我がままばっか言って

私のこと・・・
気にしないで
大丈夫だから・・・」



「あぁ、オレ帰るよ
カイトとミヅキよろしくな」



「うん、気をつけて」



ナナミは微笑み手を振る


オレはカイトの家を出て
自分の家に。



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