いつまでも・・・
バレンタインデー
もうすぐバレンタインデーだ。
アサミは、オレの為に
手作りに挑戦するって
言ってたけど
大丈夫なのか??
2限目の体育の授業
シンゴと二人
グラウンドに座っていた。
「タクミ、最近楽しそうだな」
「そうか?」
自分じゃ~分かんね~
「バレンタインデーは
どっか行くのか?」
「オレの部屋で
会うようにしてっけど
シンゴは?」
「オレは、マイの部屋!」
何だと!!
お前ら二人
いつもうるせ~からな
笑い声、でけ~し
ケンカの時なんか
マイも負けじと
怒鳴り声上げるし
とにかくコイツら二人は
面倒なんだよ!
「わり~けど、その日は
シンゴの家にしてくれ」
「タクミ~それは無理!
マイが怒ると思うし
オレ、マイの部屋が
めちゃくちゃ好きだから!
無理、無理!」
アサミ、隣に二人
面倒なのがいるけど許せよ!