いつまでも・・・
昼休みオレは一人屋上へ
アサミからメールが
《今、何処にいるの?》
《秘密》
空を見上げ
アサミ、ず~っと
一緒だからな!
心に決め
アサミの教室に向かった。
「アサミ!」
「タクミ、何処にいたの?
教室にはいないし
シンゴ君に聞いても
タクミの居場所知らないって
言うからメールしたのに!
何よ秘密って!!」
「ゴメン、屋上にいた
アサミ、ゴメンな
怒るなって
5限目サボって屋上行こう」
「うん」
アサミと二人、屋上に
「タクミ、何かあったの?」
オレは後から
アサミに抱きつき
「アサミだけだから・・・」
「タクミ?」
アサミは、オレにキスをして
照れ笑いで
「タクミ、大好き」
「オレも、大好きだからな」
二人並んで空を見上げた。