いつまでも・・・
「お前の妹のマイ
カワイ~じゃん!」
ミキがトイレから戻って来て
「今、あのイケメンのタイキが
受付のとこにいたよ~
彼女とマイちゃんも
一緒だった」
何っ!
オレが立ち上がったと同時に
シンゴも立ち上がり
「二人共どうしたの?」
ミキがオレ達の顔を見る。
「タクミ?」
サユリもオレの顔を見ている。
オレとシンゴは
部屋を出て受付に。
ユキとマイ
タイキと知らね~男が一人
四人で楽しそうに笑っている。
「あっ!お兄ちゃんとシンゴさん
お兄ちゃん達も来てたんだ」
ユキ・・・
タイキには
最高の
笑顔で笑ってんだな
オレ辛いよ・・・
「マイの彼氏?」
「シンゴさん
私、彼氏いないんですよ
誰か紹介して下さい」
「オレなんかどう?
おすすめなんだけど」
オレと違ってシンゴは
積極的に行くタイプ。
シンゴの性格が羨ましかった。
マイは笑いながら
「考えときま~す」
タイキはオレの顔を見て
「マイとタクミ先輩
全然似てないっすよね
タクミ先輩とシンゴ先輩
ケンカ強いらしいっすね
かなり有名ですよ」
ケンカじゃ~
お前に負けね~自信はある!!
でもよ~
顔じゃ完敗なんだよな
ケンカが強くても
ユキのこと
こんなに想っていても
ユキは
オレの彼女にはならない。