いつまでも・・・
気にせず部屋に戻った。
マイは、シンゴの歌に合わせて
マラカス持って
踊り出していた。
シンゴ、マジで
コイツでいいのか?
「マイちゃん、面白いよね!
マジで明るいし
よく喋るしね」
マイは、うるさいだけで
何処がいいのか
分かんね~よ
「お兄ちゃん
今日、私ね財布忘れて・・・
ゴメンね、お兄ちゃん」
「ん?意味分かんね~?
何でオレに謝ってんのかが
シンゴに謝るなら分かるけど」
オレに払わさせる気だな!
めちゃくちゃ食いもん
頼んどいて
何言ってんだ!!
「シンゴさんね~
財布に723円しか入ってないし
723円は、お菓子代に
取っておかないとダメだから
いいかな?いいよね!」
「何言ってんだ!
お菓子代って
マイがお菓子食うんだろ!
723円よこせ!」
「えっ~タクミ
オレの全財産なんだぞ
マイのお菓子を買わないと
機嫌悪くなるだろ!なぁ!」
知るか!!
コイツら二人
マジでムカつく!!!
「いいよ
タクミと私が払うから」
マイは笑顔で
「ありがとうございます
アサミ先輩!」