いつまでも・・・

アサミと寝転がり



「寒くね~か?」



「寒い」



寒い空の下
アサミと寄り添い

じゃれ合う



「タクミ、私の側に
ず~っといてね」



「あぁ、いるよ」



ず~っといるからな

だからアサミも
オレの側にいてくれよ!


何処にも行くなよ!




(ガチャ)



屋上のドアが開いた



タイキと知らない女が



オレには関係ね~し
関わりたくね~



「アサミ、行くぞ」



アサミの腕を掴み屋上を出た。




「ねぇ~今のさぁ~
1年のタイキでしょ?

いつも違う女連れてるよね」




「・・・・・」



「タクミ?どうかした?」



「別に」



何でだよ!


何で

こんな

気持ちになるんだよ!!



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