いつまでも・・・

「タクミ先輩
面白いことって何ですか?
聞きに来たんですけど」



「それが・・・
忘れっちまって
ゴメン、ゴメン」



ユキは微笑み

目から
大粒の涙が溢れていた。




「ユキ、本当は
タイキとうまく
いってね~んだろ?」



ユキに近寄り
ユキを抱きしめた。




「・・・グッスン・・・グッスン」



「ユキ・・・
別れろよ!タイキと別れろ」



「・・・グッスン・・ダメなんだもん」



そんなに惚れてんのかよ
ユキ以外に女いるんだぞ!



「ユキ
なぁ~オレの家行かないか?」



アサミの顔が浮かんだ

でもよ、ほっとけね~

ユキをほっとけね~んだよ!




「・・・彼女いるでしょ
グッスン・・・行けない・・グッスン」



このまま
帰したくね~んだよ

ユキの側にいて~んだよ


側にいちゃダメか?



「ユキ、じゃ~
マイの部屋ならいいだろ?
ダメか?」



諦め悪いの知ってるだろ!


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