いつまでも・・・

オレは携帯を握り締め
どうすることも出来なかった。


オレはクリスマス
ユキを待った公園に。



ユキ・・・


飯、食ってないんだろ?

夜、眠れないんだろ?


ユキの
あんな姿みたら


オレ・・・




オレは迷ってた


アサミのこと。




2月の終わり

あの日から
一週間ほど経っていた。



シンゴはオレに

(言い過ぎた)と

謝って来た。



オレとアサミは
いつも通り一緒に
過ごしていた。



何もなかったかのように


アサミのことは
好きだけど・・・


ユキへの想いが

また強くなっていた。



ユキと学校ですれ違う

ユキはオレと
目を合わせない。




もうすぐ春休みだな


ユキは

誰と過ごすんだ?


ユキは

誰の側にいたいんだ?




オレに

教えてくれないのか。



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