素直になれたら


龍「亜衣ちゃん!」


私「…あ、やっほー★笑」


龍「…大丈夫?」


私「…え?何がー!?」


龍「…え…斉藤先輩と
色々とあったんでしょ?」


私「…え?何にもないよー?笑
何言ってんの~(笑)」


龍「…あれ?
そうなの!?笑」


私「そうだよ~(笑)」



嘘をついた。


言いたくなかった。


知られたくなかった。


もちろん龍にも
ばれたくないが、言ったら…


健人にもばれてしまう事が
とても嫌だった。


龍「…なんだよ~笑
まぁいいや(笑)
バイク乗って帰ろうか!」



と言って家まで
送ってくれた…。



私「ありがとうね。」


龍「あ?別に良いし(笑)」



そして私達は解散した。


それからよく遊ぶようになった。


健人の家は厳しいため
あまり夜中は出れなかった。


そのため、
私と龍で遊ぶ機会が増えた。


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