素直になれたら
次の日から
私は学校を休むようになった。
合わせる顔が無かった。
休んだら逃げてる。
って思ったけど、
やっぱり会いたくなかった。
ある時…
♪~♪~♪~
誰かと思ってみると…
着信:和也先輩
<…何この仕打ち…。>
私「…はい」
和也「やっと繋がったー
学校行ってないらしいね。」
私「…」
和也「今から俺ん家来てよ。」
私「…え!?」
和也「何?」
私「…あ…。
寝坊しちゃってこれから
行こうと思ってたんです(笑)」
和也「何だー。つまんね。」
私「すいません…。」
和也「まぁ嘘だったら
許さねぇから。」
私「…ほ、本当ですよ(笑)」
和也「…あ、そう。じゃ」
ものすごくどきどきした。
怖かった。
嘘にしたくなかった私は
しょうがなく学校に行った。