素直になれたら
次の朝
ピンポーン
私「…はい」
和也「…。」
私「…!!!」
和也「お前ふざけんな。」
私「何が…ですか…?」
和也「着信と受信拒否しやがって」
私「…。」
和也「まぁいいや。それだけ。」
私「そのために来たんですか…?」
和也「うん。」
私「すいません。
ありがとうございます。」
和也「…じゃ。」
私「…。」
私はまた左手首を切った。
嫌な事があると
すぐ切ってしまう。
っというぐらいになってしまった。
私「…立派なリストカッターだなぁ
こりゃ…。」
と呟いた。
♪~♪~♪
着信:健人
私「…はい。」
健人「ぁあ!あのさぁ!
今日夜中出れる!?」
私「…え…。」
健人「まぁ頑張って出てよ!
龍もいるから!じゃあな!」
私「…え!?」
強制的に切られてしまった。
私「龍も…?」
行きたくなかった。
何が起こるのか
分からなかったから。