素直になれたら
その夜。
私は龍にメールをした。
"もう健人の事好きじゃないから。"
と…。
もちろんまだ好きだったのだが…
すると
"やっとか(笑)待ってたぜ!"
っと言われた。
私には何を言ってるのか
分からなかった。
その日から
龍からたくさん遊びに
誘われるようになった。
相変わらず私と健人は
気まずいまま…。
そして約01ヶ月後…
龍「今日暇?
暇なら▽▲に買いたいものが
あるから着いてきてよ!」
私「…いいけど…。」
龍「ぁあ!それと、
友達がお前に会いたいって
言ってるらしいから
会いにも行くからな!」
私「…え!?」
龍「はい、行くよー。」
私「…ちょっと(汗)」
無理矢理だった(笑)
そのまま買い物をし、
その"友達"という人に
会いに向かった。
龍「そいつは
梅宮 拓海(ウメミヤ タクミ)
っていうやつなんだ!」
私「へぇ…。」
拓海「おい!龍ー!」
龍「おう!」
拓海「この子が亜衣ちゃん?」
<…何で知ってんの!?>
私「は…はい、
里中亜衣です。」
拓海「よろしくー!
俺の名前は梅宮拓海ー!」
私「拓海君だね。
よろしく!」
拓海「よろしく!
あ、そういえば龍ー。」
龍「あ?」
拓海「お前らいつから
付き合ってんの?」
龍「結構前からかな!」