素直になれたら


…え!?


私と龍って付き合ってたの?


拓海「そうなんだ~。
羨ましいなー(笑)」


龍「…あ、
俺らそろそろ帰るわ。」


拓海「…え!?早!(笑)」


龍「ここから家まで遠いから
夜遅くなっちまうんだよ(笑)」


拓海「そっか…
お幸せになぁ!」


龍「おう!」


拓海「ばいばい亜衣ちゃん!」


亜衣「…ばいばい!」



そう言い
私と龍は家へと帰った。



私「…ねぇ。」


龍「ん?」


私「私達って付き合ってたの?」


龍「え…違うの?」


私「いや…」


龍「だって諦めついたんだろ?」

私「…え…。」


龍「…何?まだだったの?」


私「…だって…。」


龍「なんだよ。」


私「…ごめん。」


龍「そっか。悪いな。」


私「…いや…本当にごめん。」


龍「じゃあ今日はここで帰るか。」


私「…うん。」


私達は
自分達の家へと帰ったが…


私は…


龍に最低な事をした。


その気にさせといてフル。


最低な女だ。


ごめんなさい。


< 43 / 48 >

この作品をシェア

pagetop