先パイ、大好き。





しばらくすると、一瞬だけ手に冷たい水が流れる感覚が伝わってきて、ホースから水が溢れた。





あたしは花壇全体に水がかかるように、ホースを高く上げた。





「日和、水やり名人じゃん」




水やり名人!?





あたしはたまらず吹き出した。




「水やり名人ってなんですか!」




「水やり名人・矢野 日和!あははは!」




なぜか一人でばかうけの先輩。





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