先パイ、大好き。




笑いが収まった先輩が、口を開いた。




「水やりが慣れてるってことだよ!」





キュン…キュン…




胸が苦しい。





あたしの体全身が、好きって言ってる。




「家でやってんの?」



先輩がまだケラケラ笑いながら、言った。




「はい。毎日やってますよ」




「すげぇじゃん!偉い偉い!」




あたしの顔が真っ赤になる。




ヤバいです…先輩。




心臓もちません……





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