先パイ、大好き。





先輩は照れた顔をしながら、台詞が書いてあるだろう紙を見つめたまま、一時停止してしまった。




「あの先輩、どうしたんだろうね?」




心臓がビクッとした。




後ろの子達が、クスクス笑いながらイキナリ話し出したから…





あたしは、トモ先輩をジッと見つめた。







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