明日への旅(仮)

…いい感じなんだけど


ズキン

ズキン

ズキン



あれ、頭痛が…酷…く……なっ…て、…


バタンッ!


「詩音!?」

「遠藤!?」




――――――――




―――――




――




『隼(ハヤブサ)!こっちよ!』


「ひめさま!おまちください!」


『はやく!』


「父上さまと母上さまに怒られますよ!」


『べつにかまわないわ!それより良いもの見つけたの!この花可愛いでしょう?』


そこにはまた小さいが花を咲かせている木が一本ひっそりと植わっていた


『なんてゆうのかしら?』

「この花は桜ですよ。春の花です」


『…桜?なまえもかわいらしいのね。ねぇ!隼!毎年この花がさいたら見にきましょう♪』


「はい、もちろんです。」



そこには小さな約束をかわすまだ幼い子供たちの姿があった…



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