愛しいキミとクリスマス(番外編集)
それからやっぱり話せないままで…
皆が昔話に花を咲かせていた時、夏生が私のところに来た。
「ちょっと抜けない?」
「うん…!」
私たちは外に出た。
「さっむ~い!」
やっぱり外は寒い。
「そりゃ雪が降ってるからね。」
クリスマスをおばあちゃんの家で過ごすのは凄く久しぶりで…
だからホワイトクリスマスも久しぶり。
「風嘉、これ、プレゼント!」
へ…?
いきなり夏生が私を抱き締めた。