愛しいキミとクリスマス(番外編集)
ふわっと頬に何かがあたった。
……………?
何だろう…
と、思って上を見ると…
「由樹っ、雪が降ってるよ!!」
はしゃぎだす私。
「ホワイトクリスマスだな。」
微笑む大好きな人。
「あ!由樹、プレゼントなんだけど…」
家にあるからちょっと待ってね!
って言おうとしたら…
「プレゼントは真白がいるだけでいい。」
そう言われ、嬉しくて、なんだか恥ずかしくて、少し俯いたら…
「けど、やっぱりプレゼントには真白をもらおうかな。」
と、意地悪っぽく笑う由樹。
「由樹の変態ー!」
「“性”なる夜じゃん?」
「“聖”なる夜だよっ!!」
きっと来年も、再来年も…
ずっと、ずっと
隣には大好きで愛しい人。
―セイなる夜はずっとキミと―
(キミとさえいれれば幸せにはかわりない。)
End.