キレイナキオク〜感謝の気持ちは忘れない〜
私は今大学四年生のいとこの真美ちゃんと仲がいい。

真美ちゃんは大学で経済の勉強をしている。

よく経済の魅力を語ってくれる真美ちゃんを見て、私も経済の勉強をしたいと思った。

真美ちゃんのアドバイスで、高校のうちから勉強しておいた方がいいと言われて私は商業高校に入学した。


アキはお父さんの後を継ぎたいと言っていた。

アキのお父さんは建設業を営んでいる。

家業を継ぐため、工業高校の建築科に進学。



夢も方向性も違ううちらは、必然と違う高校を選んだ。



「でも心配だな…。絶対電話するんだよ!お互い勉強頑張ろう!また明日ね!」

「うん!バイバイ!」



こんなに仲がいいのに。

うちらは帰り道まで別々なんだ…。
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