キレイナキオク〜感謝の気持ちは忘れない〜
始業式が終わって、真っ先に花村のとこに行った。

今すぐにでも会いたいと思った。

なんでもいい…。

二人で何かを話したい…。

雑談だってなんだって…。


自然と廊下を走っていた。


あっという間に職員室に到着。

花村は職員室の前で待っていてくれた。


「先生…」

「今なら相談室空いてるって。相談室行こう」


二人で相談室に行った。


やっと直接喋れるよ…。


ずっと待ってたんだよ、この時を…。


先生はどう思ってるか知らないけどさ…。


私は嬉しい。


私と向かい合ってくれてさ…嬉しいとしか思えない…。
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