季節外れの雪
☆☆☆
○土手(朝)
季節は冬の終わり。まだ朝日が上がり始めた直後でものすごく寒い。
土手の上の道をたった今買ったばかりの缶コーヒーを両手に持ち歩いている真樹。
真樹「うー、やっぱり朝はまだ寒いな。冬の朝帰りはホント体にこたえるな」
缶コーヒー開ける真樹。
真樹「でも、これさえあれば」
コーヒーを一口飲む真樹。
真樹「うーん、温かい。体の芯がポカポカだ」
雪が降って来る。
真樹「あっ、雪」
雪を目で追いながら歩く真樹。
真樹「こりゃ、寒いわけだ。キャッ」
真樹、前を見て歩いていなかったので、男(俊平)にぶつかり倒れてしまう。
ぶつかった勢いでコーヒーが俊平の服にかかってしまう。
真樹「痛い」
俊平、真樹に手を差しのべる。
真樹「あ、ありがとうございます」
真樹、戸惑いながら、俊平の手を借りて立ち上がる。
俊平の手はものすごく温かい。
真樹「あの、私、前見てなくて、ホントごめんなさい」
季節は冬の終わり。まだ朝日が上がり始めた直後でものすごく寒い。
土手の上の道をたった今買ったばかりの缶コーヒーを両手に持ち歩いている真樹。
真樹「うー、やっぱり朝はまだ寒いな。冬の朝帰りはホント体にこたえるな」
缶コーヒー開ける真樹。
真樹「でも、これさえあれば」
コーヒーを一口飲む真樹。
真樹「うーん、温かい。体の芯がポカポカだ」
雪が降って来る。
真樹「あっ、雪」
雪を目で追いながら歩く真樹。
真樹「こりゃ、寒いわけだ。キャッ」
真樹、前を見て歩いていなかったので、男(俊平)にぶつかり倒れてしまう。
ぶつかった勢いでコーヒーが俊平の服にかかってしまう。
真樹「痛い」
俊平、真樹に手を差しのべる。
真樹「あ、ありがとうございます」
真樹、戸惑いながら、俊平の手を借りて立ち上がる。
俊平の手はものすごく温かい。
真樹「あの、私、前見てなくて、ホントごめんなさい」