お兄系俺様★鈍感彼女[完]

「ごっそ~さ~ん♪」
「やっぱよく食うな葵…」
「ハハハ。甘いのんには目がないもんでしてね♪」

予想外さに窈はビックリしてる。
こんなの朝飯前だし♪


「…あれ、郁未ちゃんじゃない?」
「…あー郁未だ!郁未、転校生と付き合ってるんだってさ!」
「あの諫早って奴か…。葵、気をつけた方が良いと思うよ。」
「…何で?」

急に真剣になる窈に唖然としてしまう…

「諫早って奴、前俺と葵でいたとき諫早と目が合ったんだ。したら葵見てニヤって笑ってさ、何か企んでるよアイツ…」
「…うちに…対して?」
「うん。何か企んでるよ。」


諫早翔吾。
どこかで聞いたコトがあるような名前…
うちの風早組に恨みがあるんだろうか。


まぁ恨まれても仕方ない。
ヤクザの頂点になるためには手段を選らばないお父さんだから。。




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