お兄系俺様★鈍感彼女[完]
カララッ

「風早葵。」
「…?」

それは廊下で転校生とすれ違ったときに名前を呼ばれた…

何だろう?

「…」

しばらくして彼はニッと笑って

「俺は諫早翔吾。呼び捨てでいいよ、風早。」
「…あぁ…宜しく…」

何!?

いきなり自己紹介かよ!?


彼はまだ微笑んだままうちを見てる。


カッコいいけど、きっとこの人にも裏があるんだろうな。。


窈も言ってたし。。

「じゃ…さよなら諫早!」
「さよ~なら風早葵。」


また彼は微笑んで手を振っていた。






変な奴…





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