DNA
斎「これが…………大阪か…………」

斎藤達の目には変わり果てた大阪の街が広がっていた。

あちこちに人間だったモノが転がり、異臭をはなっている。

斎「配置につけッ!!1時間前にこの近くでヤツらの暴走があった!!いつ現れるかわからんぞ!!」

隊員は配置についてキメラが現れるのを待っていた。


すると、少し離れた所から金切り声が聞こえた。

キャーーー-----!!

斎「よし!!第一第二部隊ッ!!現場を調べて来い!!」

第一第二部隊は現場へ向かった。
そこには鹿のような角を持った、熊のようなキメラがいた。

「グルル……コロス!!」

熊のようなキメラは部隊の方へ猛スピードで体当たりしてきた。

隊員達はそれをかわし、用意していた対戦車ライフルでキメラの頭をぶち抜いた。
しかし、キメラにはそれがあまり効いてないらしく、再び体当たりをしようとしてきた。

「これでもくらえ」
隊員が液体窒素を詰め込んだグレネード弾を何十発も撃ち込んだ。

「グルル………」
キメラの動きが完全に止まり、隊員達のショットガンがキメラを粉々にした。

KILLERSはまず1匹を駆除した。
< 10 / 65 >

この作品をシェア

pagetop