DNA
日本刀は確実にキメラの首筋をとらえていた。
しかし、キメラはエビのように後ろにジャンプして攻撃を回避した。

「オマエノコウゲキハオモシロイナ」

斉「死ぬ前に神に懺悔したらどうだッ!?」

藤「待て!斉藤、……オレにやらせてくれッ!!」

斉「その腕で戦えるのかよッ!?ここはオレに任せろ!!」

斉藤はキメラに向かって日本刀をかざしながら突進した。
キメラは斉藤に尻尾を向けるように構えた。

斉(しまったッ!!コイツはエビだッ!!)

キメラはエビのような強烈な後ろ跳びをし、斉藤に右のハサミを叩きつけた。
斉藤は日本刀で、それをカバーしたが、衝撃で後ろに5mほど、吹き飛ばされてしまった。
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