DNA
日本刀は尻尾をかすり、尻尾に傷をつけることができた。
斉藤は砂煙の外に飛び出し、キメラに切りかかる。
キメラは回避し続けるが、斉藤は回避を利用して、キメラを倉庫の角に追いやっていた。

斉「化け物ッ!!!後ろ見てみ!!」

キメラは後ろを一瞬振り向き、角に追いやられたことに気づいた。
すると、口元に変化が起こった。

斉「火が口から少し出てるな……」

その直後、キメラは口から大量の火炎弾を吹き出した。

ゴーーッゴーーッ
ドドーーンッ!!

火炎弾の一発をモロに食らった斉藤だったが、タイツのおかげで全く燃えなかった上、ダメージもほとんどなかった。

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