機動装甲Ⅲ
「了解。艦内第一種戦闘配置、AM出撃準備。繰り返す、艦内第一種戦闘配置、AM出撃準備」
マリアーナ少尉の艦内警報が流れる。
慌しくなる艦橋。
それとほぼ同時に。
「艦長!」
マリアーナ少尉が叫んだ。
「前方宇宙輸送艦よりAMの出撃が確認されました。ドラグーンタイプが6、内一機はカスタムタイプと思われます」
「……!」
カスタムタイプ。
私は思い当たる節があった。
「最大望遠で敵部隊の映像を。指揮官機と思われる機体の機体色を確認したい」
「了解、主モニターに回します」
しばらくして主モニターに映ったのは。
「!」
予想通り、プラチナシルバーに塗装されたドラグーンのカスタム機だった。
プラチナシルバーは白金茜のパーソナルカラー。
「あくまで帝君を討つつもりか、白金茜…!」
マリアーナ少尉の艦内警報が流れる。
慌しくなる艦橋。
それとほぼ同時に。
「艦長!」
マリアーナ少尉が叫んだ。
「前方宇宙輸送艦よりAMの出撃が確認されました。ドラグーンタイプが6、内一機はカスタムタイプと思われます」
「……!」
カスタムタイプ。
私は思い当たる節があった。
「最大望遠で敵部隊の映像を。指揮官機と思われる機体の機体色を確認したい」
「了解、主モニターに回します」
しばらくして主モニターに映ったのは。
「!」
予想通り、プラチナシルバーに塗装されたドラグーンのカスタム機だった。
プラチナシルバーは白金茜のパーソナルカラー。
「あくまで帝君を討つつもりか、白金茜…!」