機動装甲Ⅲ
たった一艦の母艦と一機のAMによって、私の部隊は瞬時にして壊滅に追い込まれた。

残るは私のドラグーンアサルトカスタムのみ。

…でも何ら焦りはない。

元よりAI風情に真紅郎が止められるとは思っていないし、その程度で死んでもらっても困る。

彼は私の手で葬らなければならない。

それでこそ、ラルフの仇討ちとなるのだ。













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