機動装甲Ⅲ
ヒートナイフ。
超振動させた特殊合金製ナイフに高熱を帯びさせる事で、AMの装甲をも切り裂く刃と化す、近接戦用装備だ。
射撃ならば回避できるだろうが、至近距離での白兵戦ならば…!
私はフットペダルに足を置く。
「く…!」
真紅郎の息を呑む声が通信機から聞こえた。
流石の彼も、近い間合いからの攻撃を回避する術はない。
ソルジャーにもコテツブレードは装備してあるが、こちらのヒートナイフはそれよりも更に小回りが利く。
受け太刀するのは至難の業だ。
「諦めなさい、真紅郎…量産型のソルジャーでよく戦ったと誉めてあげる」
私は一度目を閉じた。
そして決意と共に目を開く。
「これで終わりにしましょう!」
超振動させた特殊合金製ナイフに高熱を帯びさせる事で、AMの装甲をも切り裂く刃と化す、近接戦用装備だ。
射撃ならば回避できるだろうが、至近距離での白兵戦ならば…!
私はフットペダルに足を置く。
「く…!」
真紅郎の息を呑む声が通信機から聞こえた。
流石の彼も、近い間合いからの攻撃を回避する術はない。
ソルジャーにもコテツブレードは装備してあるが、こちらのヒートナイフはそれよりも更に小回りが利く。
受け太刀するのは至難の業だ。
「諦めなさい、真紅郎…量産型のソルジャーでよく戦ったと誉めてあげる」
私は一度目を閉じた。
そして決意と共に目を開く。
「これで終わりにしましょう!」