機動装甲Ⅲ
「ああ…」

唾をゴクリと飲み込んだ後、俺は言った。

「機体のレスポンスは限界まで高めておいてくれ。操作時の反応速度に違和感を感じないように…それからコテツブレードをこの機体に装備させておいてくれ。あの装備は俺と相性がいい…後は、Mk―Ⅱは茜が乗るようになる。塗装をプラチナシルバーに変更。逆にこの機体は真紅に塗り替えてくれ…俺のパーソナルカラーだ」

「へっ、遠慮無しに言いやがる。忙しくなるぜ」

ニッと笑みを浮かべ、マッカートニーは頷いた。

…俺の機体、俺の愛馬。

きっとこいつとならば、レイカーと互角に渡り合える…!






< 37 / 40 >

この作品をシェア

pagetop