鐘の音が響くころ
「俺さぁ・・・・」
「あ・・・・・????」
「好きなやつができた・・・・んだ」
一瞬にして全てが崩れ落ちた。
好きなやつができた・・・?
そんな・・・・
「ひどいよ・・・」
「え???」
「私・・・ずっと大好きだったのにッッ!!!」
「え・・・ちょ!!!」
私は走って校内に戻る。
階段を駆け上がり、自分の教室へ走る。
「も・・・バカァ!!!!うぁ・・・ああああぁ・・・!」
膝から落ちて、泣き崩れた。
体中の水分がなくなるんじゃないかって程。
泣いた。