短編集揺れ動くteen(おとめ)
それは
モヤモヤとした灰色の雲の感情だった。
紀世海は
それが何故来たかよくわからぬまま
「麻衣子読めたよ。」
「なんでしょう?」
麻衣子はケラケラと姫らしく笑った。
男好きの麻衣子の彼なしのときのキープとりの為の告白かと思ったが
この行動…
この心の中…的に
本当に恋してるのがわかった。
「えっと…ラブレターを高山君に渡して欲しい。でしょ!?」
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