年下君は危険人物



私の目の前に座った。



すごく近い…。


肌綺麗…
近くに来ても、全然変なところなんてない。

モデルとか、出来ちゃいそうな感じ…



「話ってなんだ??」

部屋に入れてもらったし…
家庭教師のこと言ってもいいよね??


「実は、家庭教師としてきたの」

「…………」


また黙っちゃった…


「家庭教師??」

「うん…」

「誰の」

「君の??」

「なんで疑問形なんだよ」


だって…君が本当に中3の人なのかわからないし…

もしかしたら、お兄さんかも…


「えっと…何歳ですか??」

「15だけど」


えっえっええぇぇ!!??
それの見た目で中3!?


「中3って事だよね???」

「まぁな
それがなんだよ」


この…この人に勉強教えるの!?







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