年下君は危険人物
・2人で1つ屋根の下
どっどういうことっ!?
「なんでっ!?」
「なんで??俺が今、決めたから」
今決めたって!?
「自分が何言ってるかわかってる!?」
「うん」
うんって!?
なんで、一緒に住まなきゃなの!?
てか、決めたのは今ですか…
「そんな顔すんなよ…」
切ない顔をして、どんどん私に近づいてくる。
ちっ近いです!!!
「杏は俺と居たくないの??」
近い…近いです…近すぎます!!
そんなこと言われてもっ!!
居たくないの??って聞かれても…会ったの今さっきだし…
「……悩んでる??」
「まぁ…だって見知らぬ人と、過ごすのも…」
「見知らぬ人??
じゃあ、これから深い関係になろっか♪」
へ???
深い関係…??
ニッコリと笑う笑顔は、爽やかで、私より全然若さを感じる。
「杏…」
低くて優しい声で、私を呼ぶ。
「…なっ何??」