年下君は危険人物
「……私はどうすればいいんだろ??」
1人で残されても困る!!!
下に行った方がいいのかな??
部屋を出て、静かに階段を降りて行った時…
「早く帰れ」
「……馨」
「何」
「キスしてくれたら帰るぅ」
「はっ??」
「キスして!!
いつもしてくれてた深いやつぅ!!」
「面倒」
「じゃあ帰らない!!」
「はぁー……わかったよ」
「やったぁぁ♪」
えっえっええぇぇぇ!!??
やばいでしょ!?
「……ンッ…ンンッ―…」
…………/////
詩帆ちゃんの色っぽい声が、静かな家の中に響いた―…
………気持ち悪いよ。
こんな声…
………聞きたくない。