年下君は危険人物



「久しぶりだなっ!!」


「なんで…ここに??」

「帰って来たんだよ♪」

「帰って来た…??」

「なんだ??帰って来たのに、なんでがっかりしてるわけ??」


だって…


「教えてほしかったなぁーって思って…」

「杏をびっくりさせたくてさ!」


あぁぁー。
そういうところは、昔と変わらないね?



「でもさ…」

「なに??」

「家、こっちじゃなくねぇ??」

「今ね、家庭教師してるの!住み込みで!!」

「住み込みで??どこの家??」

「もう少しでつくんだけど…来る??」

「いいの??」


別にいいよね??
馨君も男子が居た方がいいよね??



「うん!!いいよ♪」

「じゃあ、行く!!」




あの時と変わらない笑顔。


大好きだなぁ…。






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