年下君は危険人物



「どーでもいいじゃん?それより…馨っ!!」

「チッ―……もう少しだったのに」


もう少しだったのにって!!


「ほら、勉強すっぞ!!」

「はぁ!?朝から勉強!?」

「当たり前っ!!
さっさと俺の部屋に行くぞっ!!」

「きょ〜うぅ〜〜!!!!」


そっそんな悲しい顔されても、困るよ…。


とりあえず…


「がんばれ〜!」




応援しておきました。



「よし!!
私は朝ご飯の準備♪」








―1時間後…




「朝の6時から勉強はねぇーだろ…??」

「馬鹿すぎるんだよ!!」

「へっ!!どうせ馬鹿だし!!」



なんか…
仲良くなるの早いなぁ〜


隼人連れて来てよかった♪



「今度は、杏と勉強したいなぁ〜♪」


「私より隼人の方が、教え方が上手だから、隼人にしなよ??」

「俺にしろ!!杏と馨を一緒にすると危ないし」

「危なくねぇーよ♪」



その笑顔に危険を感じるのは、私だけなのかな…






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