年下君は危険人物



「あいつに頼まれた事って何??」


これは…言っていいのかな??

もし、この人が中学生の人だったら…「家庭教師です!!」なんて言ったら…普通は追い出されるよね??


私はどうすればいい???


「ん〜…」


なんて言うべき???
どうしよう…………ん???

なんかすっごく視線を感じる。


チラッと横を向くと、私の事をまじまじ見てる…中学3年生?お兄さん?が居て…


「なっなんですか??」

「あんた年いくつ??」

「18…ですけど??」

「高3ってことか…」

「まぁ…」


何??
それ聞く必要あるのかな???


「ふ〜ん…」



………

そんなに…ジロジロ見てほしくないんですけど…。



「まぁ…パッと見じゃ、いまいちわからねぇーな…」


わからない???
何が???


「何がですか…」


「ん〜…あんたの…「ちょっと馨っ!!!いつまで待ってればいいのよっ!!」



バンッと玄関のドアが開いて、ちょっとチャラそうな、可愛い女の子が出て来た。





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