年下君は危険人物
―次の日…?
けっきょく…抜け出せずに、馨君のベットの上に居ます。
私って何やってんだか…
でも襲われなかったから、ちょっと安心。
「こんなに綺麗な顔なのに、なんであの性格なんだろ??」
寝顔はすごく綺麗で…
ずっとなんて見つめられないくらいだよ…
本当に……
馨君は私の彼氏なのかな??
それより、
「私なんが彼女じゃ、勿体無くない??」
こんなにかっこいい人と、付き合ってていいの??
私はそっと頬を触れた…
「ん〜…んん…」
「―っ!!!???」
びっくりしたぁぁ〜!!
起きたかと思ったよ…。
「……きょ…ぅ……」
………ぷっ!!
今のは寝言??
「夢にも…私は出てきてるの??」
「……か…」
ん…“か”??
かって…蚊のこと??
どんな夢見てるの??