年下君は危険人物



「…きょ………ぅ…か…」


私が蚊??
なにそれ!?

変な夢〜…


さてと!!
私は朝ご飯の準備しよーかな♪



―ギシ……ガチャ…




「ん〜晴れてる〜………ん??」


なんか……太陽の位置、おかしくない??

今は何時!!??


携帯を開くと…


「………1時??昼の!?」


うっそぉぉぉー!!??

寝すぎちゃった…


「ん〜杏♪おはよー」

「うぎゃっ!!」

「うっさ!!朝からそんな、でっけー声だすなよ…」


だってだって!!
いきなり後ろから抱きつかれると、こんな声が出ちゃうでしょ!?

ってかさっきまで寝てたのに…

意外にも馨君って…


「寝起きいいんだね??」

「違う違う。
起きたら、隣に居た杏がいないし!!」


あぁぁ〜、そーゆうこと??


「心配しちゃってさ!」

「逃げたんじゃないかって??」

「まぁね」

「逃げないから大丈夫だよ〜」


さすがにもう大丈夫ですよ!!





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