年下君は危険人物
そうそうって!!
なんでそんなに冷静なの〜!!
「馨君!!早く着替えて!!」
「はぁ〜い
てか、杏も早くしなよ?」
はい!!
私の方が時間かかるもんね…
―2時…
「杏〜もう2時!」
「はい!!今車出すね!!」
「了解!」
ふぅー…。
落ち着いて…
「ぷっ!!杏、緊張しすぎ!」
「だって!!」
合格発表だよ!?
普通は緊張とかしない!?
「杏は、高校って受験?推薦?」
「私は…推薦」
「さすがだね〜でも、面接とか面倒じゃね??」
「大変だったよー」
「それでまた大学も推薦??」
「うん…」
「すげー頭良い優等生だな!!」
「そっそんなことないよ」
本当にそんなことないよ…。
私より頭のいい人なんて、たくさんいるし、隼人の方が上だし…。
って!!私のことはどーでもいいでしょ!?
「あっ!!めっちゃ人居るじゃん」
「緊張する!!!」
「あはは〜…まぁ、不合格でも、私立行くから別にいいけどね〜」
駄目!!!
それじゃあ私が居た意味ないじゃん!!!