芸能人に恋をしたⅠ
「おはよーん」


朝からテンションの高い怜華。


怜華を見ていたら、元気になれる。


「おはよ。」


「もう少しで、ドラマの撮影始まるね。」

怜華が机にカバンを置きながら言う。


『ドラマ』と言う単語を聞いて、キスシーンを思い出し、テンションが下がる。


「どした??暗い顔して??」


「えっ?ああ、ちょっと緊張するなぁ~って、思って。」


「そうなん?まあ、頑張ろうや。」


怜華に嘘ついちゃった。
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