芸能人に恋をしたⅠ
すると、流星さんがあたしの顎を持ち上げて


「下向かないで。」


と言ってきた。


その言葉で更に、真っ赤になる自分の顔。


「こんな、おっちゃんでもいいの??」


確かめる様に、不安げな声で聞いてきた。


流星さんは、おっちゃんじゃあ無いよ。


「流星さんは、おっちゃんじゃあ有りませんよ。カッコイイお兄ちゃんです。」


恥ずかしいけど、流星さんにギュッと抱き締めて言った。


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