眠り姫が醒める時




帰り道は、肌寒かったけど空気が気持ちよかった。




好きだなあって実感。



『痛っ…』



足をひねった…




ショック…





「大丈夫か?前見てね-からだよ。」






『はぁい…』




「もういいよっ、乗れ!」



乗れと言われたのはおんぶをするからという事。



『やだ…』







「無理。乗れって!」




『はぃ…。』







『重いよ?』


「重くねえ。」


『重いって-!』
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