お隣さんの恋愛事情
「いや~マジ助かったわ!ありがとな!あの女しつこくてさ、マジ困っ…」
「……もう、いいのよっ。私はいつだってカモンベイビーって言ったでしょ☆」
言いながら正人の頬を可愛いくつついてみる。
「…いや、何がカモンベイビーなんだよ。てか、キモいんだけど。」
「今更照れてんじゃないわよ。合コンだって、私の気持ち確かめたくて、ヤキモチ妬かせたくてやったくせに☆」
「話が全く見えない…」
「だ~か~ら~!早く言えっつってんのよ!」
「だから何を言えっつってんだよ!」
「好きっつって言やぁいいんだよ!」
「ちょ、ちょちょっと待て。」
「何よ。男だろ、さっさと言えよ。お前はタマなしか。」
「お前、女がタマとか言うなよ。」
「だったら言えよ!」
「だから何で俺がお前に好きとか言わなきゃなんねーんだよ。」
「は?」
「いや、こっちが、は?だし。」