永久の想い-トワノオモイ-
ノ
「…樹衣?ちょっといいかなぁ。」
お母さんが部屋に入ってきた。最近は樹衣に気を使って、部屋には来てなかったからびっくりする。
「な…に…??」
お母さんが話す言葉さえも怖い。自分の存在が迷惑だって分かってるから。何をする訳でもなく、ただ存在してるだけの樹衣が。
「あのね…行ってみて欲しい所があるんだ。ずっと部屋にいても、気が滅入っちゃうと思うしさ。」
「……どこ??」
「樹衣みたいに、学校に通ってない子がいる所なんだけど。勉強も教えてもらえるし…新しい友達だって増えると思うし。無理に学校に戻らなくていいから…違う所で、頑張ってみない??」
お母さんの目が赤いのが見えた。必死に訴えてる気持ちが伝わってくる。
樹衣なんかのために…こんなに悩んで、苦しんで…。どうして??どうしてこんなに辛い思いをしてるの??
「……うん。」
うなずく事しか出来ないよ。
お母さんが部屋に入ってきた。最近は樹衣に気を使って、部屋には来てなかったからびっくりする。
「な…に…??」
お母さんが話す言葉さえも怖い。自分の存在が迷惑だって分かってるから。何をする訳でもなく、ただ存在してるだけの樹衣が。
「あのね…行ってみて欲しい所があるんだ。ずっと部屋にいても、気が滅入っちゃうと思うしさ。」
「……どこ??」
「樹衣みたいに、学校に通ってない子がいる所なんだけど。勉強も教えてもらえるし…新しい友達だって増えると思うし。無理に学校に戻らなくていいから…違う所で、頑張ってみない??」
お母さんの目が赤いのが見えた。必死に訴えてる気持ちが伝わってくる。
樹衣なんかのために…こんなに悩んで、苦しんで…。どうして??どうしてこんなに辛い思いをしてるの??
「……うん。」
うなずく事しか出来ないよ。