永久の想い-トワノオモイ-
また朝が来た…
きっといつもと変らない、何気ない一日の始まり。
テレビのニュースが、騒々しい世の中を伝えてる。
ランドセルを背負った小学生が、家の前を歩いてく。
自転車に乗った中学生が、笑いながら通り過ぎる。
あたしは…
あたしはそれを眺めるだけ。
ただ、なんとなく。眺めているだけなんだ。
別の世界にいるみたい。ぁたしだけの世界。誰も近付かない。近付かせない。
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