たまり場
その車の中では、最近の自分達の生活について話したり、たまに行く学校について話したりして…とても面白かった。

そして何故か素直な気持ちにもなれた。

山を降り店に着くとたくさんの花火、それからキャンピンググッズが並んでいた


「翼、翼あ~あたしこれが良い!」

とあたしが手に取ったのは、手持ち花火、打ち上げ花火など色々な種類の花火が
入っているものだった。

「まったく鮎は子供だな。砂倉を見習えよー。」
「当たり前ぢゃん?あたしまだ中1だべ?」
「そおだった(笑)」
「気付くの遅い!じゃあたしこの花火レジ持ってくね。」
「おう。はい金。俺酒選んどくから。」
「まだ飲むのー?」

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